象🐘の話
『optionB』という本の中に「象🐘」の話が出てきます。 ここで言う「象🐘」は、「だれもが見て見ぬふりをしている問題」のこと。がんに侵された妹と家族である私たちの間の像は「死」でした。それは、誰もが意識しているけれども …
『optionB』という本の中に「象🐘」の話が出てきます。 ここで言う「象🐘」は、「だれもが見て見ぬふりをしている問題」のこと。がんに侵された妹と家族である私たちの間の像は「死」でした。それは、誰もが意識しているけれども …
病理医の樋野興夫先生は、「がん哲学外来」の創設者です。一人の人間として患者さんと一緒に心の痛みを緩和する手立てを探るのが「がん哲学外来」である。と語っておられます。そこでは、患者さんのお話をしっかりと聴いた後、目の前の患 …
あなたの口癖は何ですか? 私の以前の口癖は、「めんどくさい」でした。ある時、「口癖は思考を作る」と聞いてびっくり!何気なく言った言葉を一番最初に聞くのは自分です。だから、その口癖に一番影響を受けるのも自分。なるほど。納得 …
長年、私の中に巣くっていた「居場所がない」という思いは、あれ以来、うそのようになくなりました。こんなにあっさりなくなるものかと驚いたり、この偽物の感情に長い間振り回されていたのかと思うとバカみたいに思えてきたりします。 …
「ラケット感情」とは、「偽物の感情」と言われています。例えば、「怖いよ~」と言うと「それぐらいで泣かないの」と叱られる。平気な顔をしていると親や周りの人から受け入れられる。そこで、怖いことや不安なこと、嫌なことがあっても …
「こげんときじゃけん、できる教育のあっとばい」 最近、西日本豪雨で壊滅状態になった倉敷市真備町を見た後、出会ったこの言葉を思い出しました。そして、自分の中にあった「今だから伝えたい想い」がふつふつと沸き上がってきた感じも …
先日、ある高校生からこんな相談を受けました。「親の言うとおりにしておけば、悪いのは親だって言える。だから、言うとおりにしておこうかな」。 これ、私にも身に覚えのあることなのです。いつの頃からか、口やかましい親に対して「そ …
「人生は、トの字に一の引きどころ」と言う方がおられました。「トという字の上に一を引けば下となり、下に一を引けば上となります。このように、ほんのちょっとした心構えが人生を変えていく」と。。。一の引きどころ、なるほど。 『神 …
「共感している時は、心に「余白」があるときだと思うんです」。5月のSGPセミナーで、そう言いました。その「余白」という言葉を、樋野興夫先生の『種をまく人になりなさい』という本の中にみつけました。そこでは、こう綴られていま …