No.16 半袖では肌寒くなってきた  号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.16 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (大久保)
3 心通い合う人間関係(籠井)
4 ホッとするひとくち話(大久保)
5 SGPからのお知らせ
6 編集後記

★1 ごあいさつ★
10月に入ると、過ごしやすくなり食欲も増してきます。サツマイモや栗、サンマに鮭。梨にリンゴ。ちょっと考えただけでおなかが減ってくる・・・自校給食ならば食器も温かく、最高ですよね。「食欲の秋」美味しい給食で、乗り切ってください。

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2 学校行事のコラム
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【パソコン初めて授業】
小学3年生が授業で初めてパソコンを手にしていました。いつもの授業とは違うので、子どもたちはやや興奮気味です。だからといって、緊張感がないままパソコンを触らせると、勝手に操作したり、先生の指示を聞き逃したりします。そこで、目の前にパソコンはありますが、先生の話を聴くときは「手はおひざ」ルールというのを担当の先生が伝えていました。これをすることで、操作と指示の切り替えが上手にできるように指導できます。
さて、私がその授業に入っていたのは、ちょっと気になる児童がいたからです。その子は、文字を読むのがあまり上手にできません。パソコンはどうかなと思ってみていると・・・なんとマウスのポインタをうまく追うことができません。やるべき作業やクリックすべきアイコンはわかっているのに、ポインタがどこにあるか分からない。見つけても、どうやって自分の意図したところに持っていけるのかわからないのです。サポートしながらなんとかついていくことができました。
授業後にパソコン担当の先生にお伝えしたところ、その子は次回からタブレットを使うことになりました。タブレットなら、直接画面に触れるて操作ができますので、彼女が苦手なポインタを追う作業がいらないのです。
子どもの特性を踏まえたうえでの対応があります。特にITの授業での差は今後の学習の差にもつながりかねません。困った児童、できない児童を生み出さない工夫をこれからも考えていかないといけないなと思いました。

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3 心通い合う人間関係
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【ストレス解消法】
高校生から「ストレスの解消法を教えてほしい」というリクエストをいただきました。『心の病は人間関係の病』と言われますが、人の悩みの大半は、人間関係の悩みです。それは、大人も高校生も同じこと。気持ちの吐き出し方をみんなで検討しました。それに加えて、「自と他の区別」についてお伝えしました。ついつい、人の悩みまでも背負ってしまうことってありますよね。そこを、これは「誰の問題」か区別しましょうと。仕事をしていると、いろいろな傷を受けます。ダイヤモンドは、傷をつけるからこそ輝くように、人も傷つくことで心の深みを増していきます。とはいえ、不必要な傷は受けなくてもいい。人の悩みまでも引き受けなくていい。だから「自と他を区別しましょう」と。まずは、自分を大切にするところから、です。

 

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4 ホッとするひとくち話
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人一倍頑張り屋さんなのに、成績がいまいち伸びない生徒がいました。その生徒が、中学2年のとき、授業中に突然、涙を流し始めました。「なんで泣いているの?」と尋ねても何でもないとのこと。いじめられたりしているのではないかと心配しているのですが、本当に何も話しません。心配になり、家庭に連絡するとお母さんが「あー、家でもよく泣いてます。昔からなんです。彼にとっては汗みたいなものなので気にしないでください」とのこと。翌日、本人にもう一度訪ねると、「時々出てくるんです。心配しないでください」と言われました。何事もなくてよかったとホッとした瞬間でした。

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5 SGPからのお知らせ
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10月13日(土)しゃべラボin東京。少人数だからこその濃い時間となりました。一人ひとりが今の自分の気持ちを語り、それそのまんま受け止めた参加者がプラスのメッセージを送るという「感謝のファシリテーション」をしました。それぞれが、温かい気持ちとエネルギーを得る時でした。次は、ぜひ、あなた様がこの温かい時を味わってください。お待ちしています。

次回のしゃべラボは
岡山 11/23(金)24(土)の2日間連続で、沢田の杖塾にて
皆様のお越しを、心よりお待ちしています。

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります。
詳細は下記まで

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メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

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★2学期のしゃべラボ
12月1日(土)です。
先生方の心がホッとするプログラムとお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

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6 編集後記
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上の娘が5歳になりました。「5歳になったらどんなことができるようになりたい?」と尋ねると、「お絵描きと折り紙とねんどができるようになりたい」と言いました。親は一人でトイレに行くとか、自分で着替えをするとかを期待していましたが、本人のやりたいことが強調されてしまいました。好きなことを頑張ってほしいと思います。

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。