No.8 SGPメルマガ 1学期も残りあと一カ月 号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.8 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (大久保)
3 学校お役立ち情報(籠井)
4 心通いあう人間関係講座(大久保)
5 ホッとするひとくち話(籠井)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
梅雨は、調子を崩しやすい季節です。中には、気圧の変化に弱いお子さんもおられます。そういうお子さんのことも考えないといけませんが、でも、先生がお元気でいらっしゃることが第一です。どうぞ、ご自分を大切にしてください。体調がよいと、心にもゆとりが持てますから。先生方あっての学校ですから。

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2 学校行事のコラム
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【避難訓練】
火災、地震、それから不審者の侵入に備えた避難訓練。放送が入ってからどれくらいの時間がかかるのかを測り、そのあと消防署の方や警察の方のお話しがあったりします。訓練だからと子どもたちが真剣に取り組んでいない場合は、やり直しする場合もありました。訓練の際に避難経路を確認するわけですが、これも学校によって様々。ある高校では1階教室は窓から出なさいという指示がありました。非常時なわけですからそういうのもありなんですね。分かりにくいのが、扉を開けるのか、窓を閉めるのか、カーテンはどうするのか?これは地震と火災のときで対応が違います。
避難経路の確認や児童・生徒の誘導も大事ですが、普段の備えが意外と盲点だったりします。学校のどこに消火器があるかご存知ですか?火災報知機は廊下のどこにありますか?また、職員室にはどんな危機管理のシステムがあるのかも知っておく必要があります。(私が勤めている学校では110番に直通のボタンが職員室と受付にありました)消火器は生徒が暴れてぶちまけたり、火災報知機はいたずらで押す生徒がいたりと、どちからというと生徒指導の方ででてくることが多い印象ですが、いざという時のために、学校の危機管理システムがどうなってるのか確認しておくことも、学校を守る上で大切なことだと思います。

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3 学校お役立ち情報
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【子どもからのサイン】
子どもは、いろんな形でサインを出してきます。休んだり暴れたりは分かりやすい。宿題が雑になったり未提出だったり。教室移動の時に一人だとか表情が暗いとか。給食の食べ方にも変化が表れます。残す、またはガツガツ食べる、黙って食べる、机を離して座る。持ち物が変わる。服装が変わる。友だちが変わる。そこここにサインは出されます。それをキャッチするには、こちらのゆとりも大切です。まずは、ご自身の体調管理をしっかりしてください。ちょっと疲れているなと思うときには、思い切って早めに帰るとか。リフレッシュ休暇を取るとか。担任だと、なかなか休みにくいのでが、長い目で見れば、その一日の休みが一年を支えることだってあります。担任の代わりはいますが、あなたの代わりはいません。ご自分の「疲れたサイン」をご存じですか?私は「口内炎」でした。「睡眠」も大切。後、「栄養ドリンク」の使用量。おっさんみたいと思いながら、ドリンク剤でごまかしていましたが、それは本当に一時しのぎのごまかしです。子どものサインについてのお話は、次回にしますね。早め早めのケアで、快調にお過ごしください。

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4 心通いあう人間関係講座
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【良い感じか嫌な感じか】
感情は言葉にして表現することで自分の内に受容されて行きます。カウンセリングは怒りや漠然とした不快感を出来るだけフィットする言葉にして表現していくプロセスととらえることができます。しかし、感情を言葉にするのは高度なことで、子どもには難しかったりします。中学生くらいまではうまく自分の気持ちを言葉に表現することは難しいようです。そこで、子どもに気持ちを聴く時は、「良い感じがする」のか、「嫌な感じがする」のかを尋ねます。快・不快から分けていきます。さらに、その良い感じか嫌な感じかを数値や上・中・下というふうに細かくわけて表現させることで、教師も子どもも気持ちの位置が分かります。また、気持ちを表現した子どもは、自分の心の位置を認めてもらえたことで安心するのか、怒っている場合はかなりクールダウンになるようです。イライラしやすい子には「イライラする」とか「むかつく」って言っていいんだよと伝えています。すると、「そういう言い方むかつく」と言いながら、子ども同士でも距離が取れているようです。細かい感情表現が出来ない場合でも、良い感じか嫌な感じがするかだけでも、カウンセリングができるのです。

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5 ホッとするひとくち話
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「首タオル族」出没!?
水泳学習が始まると、小学校にはそこここに“首タオル族”が出没します。特に、髪の毛が長い女子が多いようです。教える方も教わる方も、ビショビショの頭をタオルでゴシゴシしながらの授業です。あなたの学校に“首タオル族”は出没していませんか?ちなみに、この時期の私は、Tシャツ・ハーフパンツ・ゴム草履・首タオルというのが定番でした。
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6 SGPからのお知らせ
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★夏のセミナー情報
東京 8月2日(木)-1日のセミナーです
岡山 8月16日(木)~18日(土) -3日間のセミナー(合宿??)です。

今年は「自尊心を育む関わり」ということをレクチャーの中に組み込んでおります。自尊心とは「自分を大切に思う気持ち」です。自尊心が育まれると自立心と責任感が芽生えます。自尊心を育むには「自分で決めた」経験をさせることが大切です。セミナーではどうやってこの自己決定を促していくのかを考えてまいります。

詳細・お申し込みはこちらから。
http://sensei-genki-project.com/annai/summerseminer/

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります。
詳細は下記まで

先生のためのカウンセリング

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

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7 編集後記
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先日、健康診断がありました。なんと、体重、体脂肪ともに減っていました。体内年齢はマイナス6歳!毎日給食で栄養バランスのとれたものを食べ、2万歩近く歩く。そして間食をしない(できない)という小学校の勤務が効いています。学校現場なので大変なことはありますが、私の健康は向上しております。

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。