No.12 SGPメルマガ 残暑見舞い申し上げます 号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.12 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (大久保)
3 学校お役立ち情報(大久保)
4 東京セミナーの感想(籠井)
5 ホッとするひとくち話(大久保)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
今年の夏は、ことのほか暑いですね。熱中症も多発しています。日本全体の気象がおかしくなっています。せめて、心はほっこりやわらかく生きたいものです。休むことに全力をかけると疲れますので、休む時には、ゆったりとお休みください。皆さまが心身ともに健康でおられますように。明日から岡山の杖塾で3日間のセミナーを行います。1日目の夕方の森口先生の講演会、2日目の夜のバーベキュー、3日目のプロジェクトの発表など、今からでもご参加いただけるプログラム、たくさんございます。

詳しくはメールにてお問い合わせください
(sensei.genki.project@gmail.com)

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2 学校行事のコラム
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【登校日】
ご存知の方も多いと思いますが私(大久保)は長崎出身です。8月9日は長崎に原爆が投下された日です。長崎市の小中学校は8月9日が登校日で、平和集会が毎年ありました。私の小学校では校長先生ご自身が被爆者で校長講話が被曝体験の話でした。中学生のころになると、語り手の方がわざわざ学校に来て話をしてくださいました。
当時は「なんで夏休みなのに学校に行かないといけないんだ」と思っていましたが、今となっては貴重な話を聴く機会に恵まれていたと感じます。
「空襲警報がでたから布団をかぶって身を守っていた。たまたま左腕だけ布団の外に出ていてそこだけやけどしました」と言ってケロイドの後を見せてくださった話。「被爆直後に喉をやけどして、水を求めて川へ行った。その川で多くの人が倒れているのをみて、なんか変だと思って川の水を飲むのをやめて我慢した。その川の水は放射能で汚染されていて、飲んだ人はことごとく無くなった。もし自分も飲んでいたら・・・」などなど。リアルな体験談は、幼い子どもでも引き込まれ、同時に戦慄したのを覚えています。
今日は終戦記念日。戦争について改めて考えるひと時をもちたいものです。

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3 学校お役立ち情報
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【離見の見】
日常業務とは違うことができるのは夏休みという時間のある教師の特権だと尊敬する先生から教えていただきました。その先生が書かれた手記にこんな一節がありますので引用します。
『子どもは未来からの留学生であると言われる。教師は、先人が気付き、蓄えた人知を伝授しながら、現在を学ばせ、未来への示唆を与えねばならない。そのためにも、学校教育の現実と、現場から心身ともに距離を置いて学び考える時が必要である。世阿弥は能楽論で離見の見(演者が主管を離れて、客観の立場で自分の姿を見る)という言葉で自分の芸を変えて客観的に見ることの大切さを説いている。(「折々の記」 平田徳男)』
通常からはなれているからこそ見えるものが確実にあるはずです。その経験は子どもたちに必ず還元されます。先生方の夏休みのご努力、ご健闘がこれからの教育によい影響を及ぼすことを切に願っております。

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4 東京セミナーの感想
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8月3日に東京で行ったセミナーは互いの内面が語り合われる深いセッションとなりました。セミナーの内容以上に参加してくださった方がよい気付きを得てくださったことに、主催者として喜びを感じております。その時の感想を紹介させていただきます。

今回は、自分の中で一段深い部分を話すことができたので、よかったです。安心して話ができる場を提供していただけることを感謝しています。(女性・高校教師)

ホッとな雰囲気の中で参加させていただき、素敵な出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。心の深い部分まで話せた自分にビックリです。「とても良い感じ」のセミナーで、ベリーグッド!最高でした(*^▽^*) (女性 保育士)

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5 ホッとするひとくち話
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臨海学校のこぼれ話です。帰りのバスはみんな寝るだろうと思ってのんびりしていたら「バスレクを始めます。早押しクイズです」といきなりクイズ大会がはじまりました。そしてさらに不思議なことに行きのバスと全く同じ問題なのです。「この問題やりましたよね」と隣の先生と顔を見合わせていると、近くにいた女子が「○○さんと○○くんは遅れてきたからバスレク初めてなんですよ。だから一緒にやっているんです」と教えてくださいました。子どもたちの純粋な思いやりに感動するのと同時に「行きといっしょやん」って大きな声で突っ込みを入れないで良かったと思いました。

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6 SGPからのお知らせ
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★カウンセリングの案内
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★2学期のしゃべラボ
東京 10月13日(土)、12月1日(土)です。
先生方の心がホッとするプログラムとお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

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7 編集後記
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「ヒャーッヒャッヒャッヒャッ」と1歳の娘が何度も繰り返します。いったい何をしているのかと思って尋ねると「セミさんだよ」と言ってまた「ヒャーッヒャッヒャッヒャッ」と言います。ミンミンゼミは「ミンミン」鳴くもんだという思い込みがあるから大人には「ミンミン」としか聞こえませんが、子どもの自由な受け取り方にまた教えられました。

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。