あなたにとって「家族」とはどんなものですか?

叔父が入院していると聞いて、お見舞いに行きました。その後、友人と会う時のことです。叔母が見送りのため、病院の外まで来てくれたのです。「一人で大丈夫だよ」と言いつつ、うれしくもあり恥ずかしくもありという感じを味わっていると、叔母は、車で迎えに来てくれた友人に、「ありがとうございます。よろしくお願いします」と深々と頭を下げたのです。驚きました。同時に、我が子のように思ってくれている叔母の気持ちが嬉しくてふいに涙がこみ上げてきました。「ここに家族がいた」「この世では一人ぽっちだと思っていたけれども、一人じゃなかった」…自分の中からさまざまな感情が溢れてきました。

家族がいないから、自立できた。孤独の味わいを知っているから、寂しい人に心と声をかける自分であった。孤独であるから、人一倍温もりを感じる。孤独が、私を育ててくれている、この人生をまろやかにしてくれている。「孤独」は、私を私たらしめている大切なものである。そんな自分を再認識するとともに、だからこそ、誰かのさりげない優しさが沁みるのだなぁと改めて感じたひとコマでした。そして、「一人で生き、一人で死ぬ」とどこか強がっていた自分を見いだした時でもありました。「人は一人では生きられない」。シンプルだけど、大切なことも思い出させてもらいました。

ずっと前、「家族は、『たんこぶ』のようなもの。いるとめんどくさいけど、いないと寂しくなる。家族とのあれこれが、力をくれもする」。そう言った人がいました。別のある人とは、「家族は捨ててもいいんだよね」。そんな会話をしたこともあります。

あなたにとって「家族」とはどんなものですか?

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