痛みが教えてくれること

先日、車から降りた時に、左膝に、ピキッと激痛が走りました。涙が出そうな痛み。「なんじゃこりゃ」と驚いたのですが、実は、10日ほど前にもピキッときて、シップを貼って寝たら治ったので、今回もシップを貼ろうと思ったわけです。でもね、夜になっても痛い。膝が曲がらない。歩くと痛みが響く。寝返りも打てない。「なんじゃこりゃ」・・・・・・左膝の骨がズレていたようで、無理して歩いて水が溜まったとかで、「もっと早く来なさい」とのご指導がありました。

足を引きずりながら思うのは、痛みがあると前進が縮こまる。硬くなる。そして、全身でかばい合う。痛みを分かち合う。そうなんです。何の文句も言わずに、全身で一つの痛みをかばうように助け合って動く。身体って本当にすごいです。

心もそうですよね。痛みがあると縮こまる。自分を守るために縮こまる。誰かが、痛みの近くでそっと温めてくれたら、どんなに安心か。みんなで助け合えたら、どんなに温かい空間になりホッとすることか。

痛いながらも学校に行った時、子どもって優しいの。「先に行っていいよ」という私の側にいて、歩調をそろえて歩いてくれるの。愛おしいよね。感謝ですよね。大切にされる心地よさを味わいながら、今は無理せず治していこうと思いました。そうそう、お医者さんに褒められたんです。「立派な骨ですね」って。生まれて初めて骨をほめられた!Σ(・ω・ノ)ノ!