ふるさと 西日本豪雨

こんにちは(^^♪ 先生元気プロジェクトの籠井です。新学期ですね。実りの秋に向けて出発です。

この夏は、心揺さぶられる夏でした。というのも、私のふるさと岡山が、被災地となったからです。報道はされませんでしたが、岡山市内もあちこち冠水し、私が勤務した4つの小学校のうち、3つが被害を受けました。最後に勤務した学校では、農地が冠水し、収穫前の農作物が全滅する被害もありました。土砂で線路が埋まり、未だに復旧していないところもあります。我が家も床下浸水でした。床下収納の2㎝ほどの小さな栓が水を防いでいてくれたことを知った時の驚きったら!その栓から、どんな場所でも、どんな仕事でも、そこで自分の役割をきちんと果たすことの大切さを教わりました。『おかれた場所で咲きなさい』・・「はい」。床下収納の栓は、我が家の『守護神』です。

大きな被害のあった倉敷市真備町。『学校の先生の心がホッとするセミナー』にご参加くださった先生の家がありました。友人が勤務する小学校がありました。お隣の総社市では、漏電した工場が爆発しました。そこにも、友人が勤務していました。多くの方々のお声を聞かせていただきながら、「生きているのではなく、生かされているということ。与えられているのは、今日一日だけであるということ。自分の持っているものは、一瞬にして奪い去られるものであるということ。」をしみじみ感じた夏でした。そんな思いを、少しずつ言葉にしてみます。一つだけ、はっきり言えること。それは、どんなに絶望だと思う状況の中にも、必ず光はあるということ。そこここで、それを感じました。「私の出会った子どもたち」は、しばらくお休みさせていただきます。ご了承ください。

では、まず、今日はここまでとさせていただきます。またお目にかかれることを信じて。