うつ日記。復職プログラム初日。

こんにちは(*^o^*) 先生元気プロジェクトの籠井です。冬休みになって、ゆったりとした時間をお過ごしですか。それとも、大掃除でお忙しいのでしょうか。少しでも、お疲れを癒やしてくださいね。では、前回の続きです。

いよいよ復職プログラム初日。ドキドキしながらの出勤です。ところが、学校近くで、まず、一番会いたくなかった保護者の車とすれ違ったのです!ひぇ~!!相手が気づいたのかどうかは分かりませんが、私の方は、もう緊張MAX(T_T)心臓バクバク。手に汗握るってこういうことか。。。学校に着いたときには、すでに疲れ果てていました。

そんな思いで職員室についてみると、なんと、私の席は、来客から丸見えの席だったのです。座った時の居心地の悪さったら。。。さらし者になった気分でした。初日は数時間の勤務(っていうか、学校に慣れる時間)だったのですが、くたくたになってしまいました。帰る間際に、意を決して、教頭先生に「席を変えてほしい」と申し出ました。今思えば、「あの席は今の自分にはきついので、来客から見えない席にしてほしい」と言うだけなんですが、あの時は、「なんで分かってくれないの!これ以上私を追い詰めないで」という感じで、必死で、涙ながらに訴えた記憶があります。

また、2年間のブランクは大きく、知らない先生もたくさんおられました。私のことを「この保護者、誰?」と見回す先生。どう声をかければいいのか分からなくて、遠巻きに見ている先生。めちゃくちゃ気を遣われているのが分かると、いたたまれなくなりました。不登校の生徒が再登校した時って、こんなふうに、全身アンテナなのかな。そんな中、「かごちゃん。今までどこに行ってたの!寂しかったよ」そう言って、ストレートに私に向かってきてくれた子どもたちに、救われました。子どもって偉大ですね。ホッとしました。当たり前のように、この2年間なんてなかったかのように、自然に接してほしいというのが、あの時の私の気持ちでした。

あの頃の岡山での復職プログラムには、「日誌を書く」というノルマがありました。したことと感想、そして、校長先生からのひと言。そういうの、やめてほしいです。校長先生のひと言も、評価的で嫌だった。だから、「特にありません」って書いていたっけ。評価や管理ではなく、復職する人の気持ちが楽になる方法ってないものですかね。

今日は、ここまでにしますね。ここまで読んでくださってありがとうございます。今年一年、お世話になりました。また、お目にかかれるのを楽しみにしています。良いお年をー(*^o^*)