「あなたのミッションは何?SGPのミッションは?」と問われ、いろいろと思い巡らせています。
SGPを始動させる前に、「SGPをひと言で表すには?」と話し合い、「エレベーター内で出会った人に瞬時に内容を伝えるための10秒コピー」を考えました。パンフレットにも、その時の想いを書き込みました。あれから4年。もう一度原点に戻って、SGPのミッションを考えています。
ミッションは日本語では「任務」「使命」となります。「使命」とは命を使うと書きます。一度きりの人生です。自分だけが果たせるこの人生の目的を、ミッションを、しっかりと意識して生きたいと思いませんか。以前は、ミッションと言われて、自分ならではの「何かをすること」だと考えていました。もちろん、人によっては、時代を動かすような大きなことをミッションとして授かってこの世に生まれた人もいらっしゃるでしょう。しかし最近の私は、目の前のことに心を尽くして生きることが私のミッションなのではないかと思うようになりました。そう。ミッションに大きいも小さいもないのではないか、と。ただ、与えられたことを大切にしていくこと、置かれた場所で感謝して生きること。そうすれば、日々が美しく輝き、誰かの心に届く温もりとなって残っていく。そんな思いでいます。
とはいえ、SGPにはSGPならではの役割があります。この困難な時代の教育の世界で、全身全霊で子どもたちに向き合っておられる先生方の心の居場所となること。学級経営や学校経営のヒントになるアイテムを提供すること。そしてなにより、一人の人間としての先生方のかけがえのない存在へのエールを送ること。それが、未来の担う子どもたちへプレゼントである。そんなことを改めて確認しているSGPです。