「それにもかかわらず…感謝する」これは、『人生に奇跡を起こすたった一つの教え』という本の30番目の見出しです。

人は、自分にとって嫌な事・不都合なことが起こった時には、「どうして自分にだけこんなことが…」と思い、状況や人を責めがちです。「それにもかかわらず、感謝する」ことなど、なかなか思いも及ばないところです。それをふまえたうえで、こう綴られているのです。

「万事良好(自分にとっても、他の人にとっても)になるまで待っているわけにはいかない。そんなことをしたら、感謝する機会など決して持てはしないだろう。……だからといって苦しみを否定しろという意味ではない。苦しみに目が曇って、まわりの美しいものや喜びに気づかないのはよくないと言いたいだけなのだ。それは、注意をどこに向けるかという選択の問題でもある。」そして、その状況をドーナツに例えて、「人生の目的をかなえたいなら、視線はドーナツにすえたままで、穴には向けないことだ」と。

そこで考えてみました。私にとって「穴」とは何だろう。「痛み」「悲しみ」「苦しみ」「怒り」「自分を責める声」「不安」「絶望」…いろいろありそうです。では「ドーナツ」の部分は?「希望」「安心」「ゆるし」「穏やかさ」「未来」…どんな状況にあっても、穴ではなくドーナツに目を向ける。美味しいドーナツを食べずに終わるなんて、もったいない!ドーナツを浮き輪と思えば、浮き上がれますしね。チャレンジする価値、あると思いませんか。

日々の生活の中で感情が揺れる時、ドーナツを思い出そう。せっかくならば、安心と美味を味わおう。人生を奇跡で満たしていこう。「それにもかかわらず、感謝する」のだ。