立て続けに、知り合いの方が亡くなられました。そこで思い巡らせるのは、「死ぬことは生きること」。
その方の「死」に対して寄せられる思い出が、どの人も「お世話になった」「感謝している」「助けてもらった」「悔しい、悲しい」「もっと一緒にいたかった」。その方がどのように生きてこられたか、よ~~く分かります。テキパキと動いて仕事は早いのに、程よく抜けていて。おおらかで、ガハガハ笑う。その時の私をそのまま受けとめて味方してくれる。口は堅い。安心して何でも話せる。心はやわらかい。本当に素敵な方でした。
『あの人がゆくんじゃ わたしはゆかない あの人がゆくなら わたしもゆく あの人 あの人 わたしはどっちのあの人か?』相田みつをさんの言葉。
私はどっちかなぁ。傲慢真っ盛りの頃には、人を指さして「あの人がいるからわたしはゆかない。あの人、酷いから」なんて思っていました。今は、そうだなあ。。。私を嫌って「ゆかない」を選択する人もいるだろうな。それでいい。そう思う自分がいます。もちろん、日々、頭を下げて心を低くする自分でありたいとは思っていますよ。でも、いかんせん、根っからの傲慢さがあるようで困っています。困った私も私の一部。そう思いつつも、しなやかにやわらかく、心を低くして生きたい。もしかして、これが日々「我に死ぬ」ということかな。まだまだ思い巡らせます。死ぬこと、生きること。