結婚式に思うこと

こんにちは(^^♪ 先生元気プロジェクトの籠井です。

先日、6年生で担任した子の結婚式に行かせていただきました。その少女はその頃、「自分の居場所」を求めて、いえ、もっと深く「自分は生きていてもいいのか」という悩みを抱えていたそうです。新任の私はそんなことには気づかず、彼女は頼りになる子、でも、少し引いて周りをみている子と思っていました。一人ひとりの悩みに気づく先生ではなかった自分に、今更ながらがっかりもしたのですが、それでも、こんなふうに結婚式に呼んでいただけたことは、本当にありがたいことだとつくづく思いました。その少し陰のあった少女は、様々な事を乗り越えて、自分の気持ちを言葉として相手に伝えるたびに自由になっていったようです。屈託なく笑い、自然体で飲んだり食べたりしている様子に(ウエディングドレスで♡)励まされました。その子の悩みも苦しみもすべては、彼と出会い、豊かな人生を生きるための道筋だったのだと確信しました。

NHKの朝ドラ『ちりとてちん』の中に、輪島塗のお箸をさして、「貝殻や砂や、一見ごみに見えるようなもののすべてがきれいな模様になる。人生もこれと同じや」というようなセリフがあったことを思い出しました。悲しみも苦しみもすべての悩みが、自分の人生の模様となる。もちろん、喜びもね。一つひとつを味わえる人生に乾杯🍻という気持ちになったひとときでした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。またお目にかかれるのを楽しみにしています。