今回は、大学1年生の方がご参加くださいました。実は彼女は、昨年高校生としてボランティアで参加する予定でした。しかし、西日本豪雨の影響で、2学期の始まりとセミナーの日が重なってしまったのです。その彼女が、「こんないいセミナーあったんだ」と言ってくれたのには、本当に励まされました。それは、一日目のことです。

その日「どうしても皆さんの知恵を借りたい」という案件を持ってこられた方があり、急遽2日目の午後の『解決ロール』をしたのです。人を相手の仕事は、その日でなければならないこと、ありますものね。参加者の皆さんの同意も得て、その方の課題をみんなで話し合いました。より良い話し合いにするために課題提供者に質問し、具体的にアイデアを提示する。みんな真剣そのもの。専門的で具体的な提案がなされていきます。最後には、ご自分の現場に向かうその方にエネルギーをプレゼントする『言葉の花束』の時間も取りました。だって、2019年のテーマは『共感』。私たちが共感するのは、『目の前のその人』ですから。そのエネルギーを持って、その方は現場でその時の『目の前のその人』に集中なさったそうです。エネルギーの連鎖です。

大学1年生の彼女も、込み上げる涙とともに言葉の花束をプレゼントしました。そして、「真剣に話し合うこの場にいられて、幸せです」と話してくれました。

そう言えば、2016年の初めてのセミナーの時、ボランティアの2人の高校生が、「こんな真剣な先生たちと一緒に仕事がしたい」と言って、教育学部に入学したのです。彼女たちは来年採用試験を受けます。教諭としてこのセミナーに戻ってきてくれる日が楽しみです。