家庭訪問

新年度。
参観日、家庭訪問、遠足など、本当に慌ただしい日々をお過ごしのことでしょう。
少しだけ、お付き合いくださいな。

教師になり立ての頃、家庭訪問の順路が分からなくて、子どもたちに教えてもらっていました。
子どもって可愛いですね。本気で考えてくれますよね。
で、その順路通りに回っていたのですが・・・

あるとき、子どもの誘導で、なんとも細い道に案内されたんです。
それは、「田んぼのあぜ道」と呼んだ方がいいくらいの細さでした。
「大丈夫?」と聞くと、「うん!大丈夫!!」と自信満々の返事。

そうなんです。子どもって、自分が普段通っている道で考えますよね。
歩くのですから、あぜ道でも平気です。でもね、でも、私は車なんですよ!
いやあ・・・いつ落ちるかと冷や汗タラタラ・・・前にも後ろにも進めない・・・ここで脱輪したら、その後の家庭訪問は崩壊です!

「大丈夫。私は行ける。大丈夫。必ず行ける」この言葉を繰り返し、神さま、仏さま、お母さ~んと叫びながら進みました。
おかげでなんとかお家にたどり着けたのですが、保護者の方からは「どうしてこちらの道(かなり大きい!)を来なかったの?」と聞かれるるし、もう、ショックと消耗が激しくて・・・「お水ください!」から始まった家庭訪問でした。ふう~(@@;)

皆さんの道が、守られますように。