最近、いろいろ思い悩むことがあり、読む本読む本、すべてが心に刺さるんです。客観的に見れば、それは内面から変化している時、なのだそうです。が、実にしんどい。

人生には、何度かこういう時期があります。それは、外界で起こる自分にとっては好ましくない出来事によって、心の奥底にある自分の価値観が、根底から揺り動かされる時です。そのことによって、何かを手放す、あるいは吹っ切るという事が起こります。吹っ切って突き抜けた、その先には、新しい自分が待っているのですが、突き抜けるまでは、本当にしんどいです。

「信じていた人から裏切られる」「大切なものを失う」「身に覚えのないことで窮地に立つ」…どれも嫌ですが、それでも否応なしにそういうことが自分を襲ってくる時は、あるのです。その時、自分の側からだけの視点だと、いつまでもそこから抜け出せません。それを『全体から見る』という視点があると、試練の中にあっても、そのことから学ぶことが見えてきます。自分の内側に、新しい豊かな何かが生まれてくるのです。それは、生まれてくるというよりは、奥の奥に隠されていたその人ならではの宝物が発掘された瞬間のように感じます。

人は皆、その人ならではのかけがえのない宝物をもって、今ここに存在している。つくづくそう思います。お互い、自分の宝探しをしていきます。