No.9 SGPメルマガ いよいよ夏本番 号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.9 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (籠井)
3 学校お役立ち情報(大久保)
4 心通いあう人間関係講座(籠井)
5 ホッとするひとくち話(籠井)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
7月です。1学期の締めくくりの時が来ました。中学や高校では、期末試験でしょうか。小学校でも、各教科のテストをしますね。テストをする子どもたちも大変ですが、採点し、成績をつけ、所見を書く先生も大変です。蒸し暑い時期ですが、どうぞ、体調に気をつけながらお仕事してください。東京ではしゃべラボもやります。学期末の疲れを癒しに、是非お越しください。

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2 学校行事のコラム
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【水泳授業いかがですか?】
今年の水泳の授業は、順調にできていますか?最近は、全天候型のプールのある小学校も増えていますが、まだまだ外のプールの方が多いですよね。先生方の水着も、いろいろと進化していることでしょう。私は、海猿みたいな長袖長ズボンの水着を着ていました。日焼けしないと信じていたけど、水着の色の薄い部分が焼けました。何とも言えない変な日焼けでした。最近では、準備体操も水の中でバシャバシャ楽しくダンスするんですよね。この季節しかできない水泳です。子どもたちと満喫してくださいねー。

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3 学校お役立ち情報
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【丁寧な指示とは】
クラスの子どもたちに「今から教材を配ります。まずはじめに、箱に名前を書いてください。そのあとに、中身の確認をします。中に入っているのは豆電球とモーターと、ソケットと電池ボックスすです。電池ボックスにも名前を書いたら、箱にすべてしまってください。そして前にある乾電池を取りに来てください。」小学4年生に子の指示をしました。さて、どれくらいの子どもが指示通りに動けたか・・・。個人差はありますが、ほとんどの児童が、箱に名前を書かずに、中身を出します。そして、電池ボックスにも名前を書くことなく、乾電池を取りにきました。中には「○○くん、まだ名前書いていないでしょ」と言ってお世話をしてくれる子どももいますが、先生の思うような指示は入りませんでした。
このような場合、皆さんならどうするでしょうか?「まったく4年生にもなってこれくらいのこともできないのか?」と思われるかもしれませんが、複数の指示が同時に出ると、大人でも困惑します。丁寧な指示は、一つずつ。そして確認しながら進めるというスタイルです。この指示が上手なのが、幼稚園の先生です。娘の保護者参観に行ったときに、「まずは、バッグの中から水筒を出してください。」そして一度集めて、水筒を箱に入れさせる。そして「じゃあ次はタオルをバッグからだしてください」と言う。全員がタオルを持っていることを確認したら、廊下に整列。そして、外に出て行きました。一つ一つやっていく丁寧な指示ですから、年中の子どもでもやることが分かっている。ちょっと困っている子も周りを見たり、助けてもらったりして先生の指示を実行できるのです。一斉指導が入らない。と感じられた時は、指示を細かくして、一つずつやって行くことが、互いにストレスをためないポイントとなります。

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4 心通いあう人間関係講座
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【クレーマーは最大の味方】
クレームを言ってくる親が増えました。時には、理不尽な要求や暴言に、「なんでこんな事、言われなあかんの!」と腹が立つこともあります。矢面に立つ先生方は、本当に大変です。実は、このクレーマーへの対応の仕方ですが、ある方から「怒りは30分もすれば収まるから、そこを凌げば普通に話し合いができるようになる」と教えていただきました。これ、本当です。実際、怒り狂って乗り込んでこられる方も、黙ってそれを受けとめているうちに、ふっとトーンが下がる瞬間がやってきます。『フーッと息を吐く』。それが合図です。そこからが本番。子どもを中心に、その子のために何ができるかを話し合います。ある時、“この方は、普段子どもと関わる時間が持てないことを気にしている。だから、こんなに張り切るんだな”と感じたことがありました。そうなると、この人もがんばっているんだなと可愛く思えるから不思議です。その肯定的な想いは、当然相手にも伝わりますから、関係性が変わります。“本当に腹を立てているのは自分の親に対してなんだな”“ご主人とケンカしているな”“仕事で失敗したんだな”“こういうスタイルで親に守られてきた方なんだな”・・・その時々で相手の方の背景を感じていくのですが、怒りの背後にあるのは、たいてい、「先生、分かってよ。私も親としてがんばっているんよ」ということだと思います。その労をねぎらって、お子さんに向ける愛情を感謝して(方向性が違う事もありますが・・・)いくうちに、「いやあ、先生、よく分かってくれたなぁ」という感じで普通の話し合いに移行できるのです。『30分の傾聴』これが関係をよくする秘訣です。この積み重ねが、最大の味方を作るのです。そもそも、クレームを言ってこられる方というのは、エネルギーのある方です。そのエネルギーの方向を揃えると、最大最高の味方になっ
てくださいます。人は、分かろうとしてくれる相手に心を開くのです。

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5 ホッとするひとくち話
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そっとおやすみ
水泳。低学年は膝くらいまでの浅いプールで泳ぎます。水遊びは、テンション上がりますよね。あっという間に1時間が過ぎます。全身運動なので、水泳の後は疲れます。気がつくと、机に突っ伏して寝ている子もいたりして。そのくせ、「少しお昼寝タイムにする?」って言ったら目が覚める。子どもって可愛いですね。
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6 SGPからのお知らせ
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★7月のしゃべラボ
7月14日(土)東京でしゃべラボを行います。先生方にホッとしてもらう場をつくるのがSGPの使命です。暑い日々、学期末の忙しさをクールダウンに、是非お越しください。

しゃべラボのお申し込みはこちらから
http://sensei-genki-project.com/formmoushikomi/

★夏のセミナー情報
東京 8月2日(木)-1日のセミナーです
岡山 8月16日(木)~18日(土) -3日間のセミナー(合宿??)です。

今年は「自尊心を育む関わり」ということをレクチャーの中に組み込んでおります。自尊心とは「自分を大切に思う気持ち」です。自尊心が育まれると自立心と責任感が芽生えます。自尊心を育むには「自分で決めた」経験をさせることが大切です。セミナーではどうやってこの自己決定を促していくのかを考えてまいります。

詳細・お申し込みはこちらから。
http://sensei-genki-project.com/annai/summerseminer/

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります
詳細は下記まで
http://sensei-genki-project.com/onayami/

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

申し込みはこちらから
http://sensei-genki-project.com/merumagajunbi/merumagaqa/

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7 編集後記
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関東では早々と梅雨が明けて暑い日が続いています。今勤務している学校では当たり前にエアコンを調整していますが、私が通っていた小学校には当然、エアコンなんかありませんでした。気候も違うのでしょうが、よくエアコンなしで熱中症にもならずに学校で過ごしていたなと思います。

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。

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発行者 先生元気プロジェクト
編集 大久保智弘