No.15 いよいよ秋本番 号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.15 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (大久保)
3 岡山より(籠井)
4 心通い合う人間関係(籠井)
5 ホッとするひとくち話(大久保)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★

先生のクラスも、半年たってずいぶん落ち着いてきたことでしょう。運動会という大きな行事は、集団としての成長を促します。しんどいけれども、その分、充実感や達成感も得られます。自分が子どもの頃は、先生たちがそんな想いで牽引してくださっているなんて考えてもいませんでした。でも、それって、本当にありがたいことだなーとしみじみ思います。
そのご苦労は、残りの半年を支える大きな力になります。SGP応援しています。

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2 学校行事のコラム
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「グッとくる何か」
最近は運動会での組体操は敬遠されがちです。そんななか、私が勤める小学校の先生は「こんな時代だからこそ」と6年生の表現を組体操にしました。初めは簡単な技ですので、すぐにできてしまいます。ふざけている子どももいて、緊張感がありません。しかし、技の難易度が高まっていくにつれて、自然と緊張感が生まれてきて、子どもたちの表情が真剣になっていきました。そしていよいよ、本番を迎えます。当日はあいにくの雨。普段の練習とは違って、一層の緊張感があります。ところどころ、失敗する技もあります。しかし言葉では表現しがたい迫力がありました。一つのものを大勢の人が作り上げようとする。その時の集中力、真剣さ、自分たちで創り出す緊張感。終わった後、涙を流している子どもが何人かいました。こういう達成感は一人では味わえないと思います。「みんなで作り上げた」それも時間をかけて練習を重ねて作り上げたからこその感動です。やっている人も、見ている人も感じたこの心に「グッとくる何か」これは集団で教育をしている意味と価値のあるものだと思います。

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3 岡山より
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豪雨で水没し骨組みだけになった家を思い出すうちに、いつしかそれが自分の心のように思えてきました。「私は、自分で自分の人生を切り開いたつもりになっていたが、それらのものは、一瞬にしてなくなるもの。砂の上にいるのが自分・・・」そう思うほどに『虚無』が広がっていくのです。その『虚無』に浸食されていくようなじっとりした感じが広がっていきます。このままでは、生活できなくなるという不安が押し寄せてきました。
そこで、被災した友人とともに見た美しい夕焼けを思い出し、その夕焼けからメッセージを受け取るというワークをしてみました。『セルフアサーション』というワークです。(これ、SGPのセミナーでいつかしましょう!)すると、その夕焼けは、「生きろ!」と語ってくれました。私のこの命は、与えられたものであり、かけがえのないものである。だから、生かされている間は、自分の命を大切にしようという思いが沸き上がってきました。感謝です。また、『虚無』でいい。そう思える瞬間がありました。『虚無』から逃げようとすればするほど『虚無』に飲み込まれていく。そうですよね。逃げても逃げても追ってくる。いや、逃げるほどに意識がそこに向かう。だからこそ、『虚無』を認めて、「それが私」と受け入れていく。『感情のケア』の考え方です。(これは、今年のセミナーでしました!)私は今日も『虚無』も私の一部として生きていきます。感謝です。

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4 心通い合う人間関係
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【先生たちの一歩】
「子どもらしい子ども」って何だと思われますか?
大人の顔色を見ながら、自分をひた隠しに隠している子がいます。周りの様子に合わせて、場を盛り上げることがいます。邪魔にならないように、陰に陰に隠れていく子がいます。それが、ごく自然に、本人も楽しんでできているのならいいのですが、そうすればするほど、違和感が伝わってくる。そんなことを感じる子、いませんか。そう感じたら、ぜひ、その子の「持ち味」その子の「長所」に思いを巡らせてみてください。きっと、その子の本体、その子の本来の持ち味が見えてくるはずです。次に、その子の家庭環境や人間関係を俯瞰してください。きっと、そうぜざるを得ない何かが浮かんできます。そこまでいけば、その子にかける言葉やどう接していくのかという方向性も見えてきます。先生のその一歩は、その子の未来を創る一歩です。

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5 ホッとするひとくち話
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教室にあるプラスチック製のちりとりがひびが入って壊れていました。工作好きの児童に「これ、修理できるかな?」とお願いすると「いいですよ」と心よく引き受けてくれました。テープを張ればできる程度の修理に30分近くかけていました。出来上がった塵取りは、黒と黄色のカラーテープで縞模様にデザインされていました。阪神タイガースの応援グッズにしたかったようです。

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6 SGPからのお知らせ
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SGPが「3日間のセミナー」にこだわるわけ
「先生元気プロジェクト」は、ストレスの多い現場の先生方に、少しでも元気になってほしいという想いを込めて活動しています。
その基本となる3つの柱は・・・
1 ホッとする居場所づくり
2 支え合う仲間づくり
3 明日からすぐに実践できる使えるスキルの提供

学校現場で働いていた者として、その忙しさは身に染みています。ですから、明日から即使えるスキルは、本当にほしい。さらに、「子どもたちのため」なら、少々の労苦を惜しまない熱い思いが教師にはある。そして、先生方が持つ、類まれなる創造力や実践力。そういうものが最大に引き出される3日間です。1日目2日目は、あらたな手法や考え方を提供します。もちろん、その中には、関係づくりの時間もありますし、頭で考えるだけでなく、体感する活動の時間もあります。その一つひとつの時間を、先生方は、自分のクラスやかかわっている子どもを想定しながら聞いていかれます。ですから、学校現場で使えるような実践的な内容を作る3日目には、具体的なアイデアが出てきます。つまり、3日間で、先生方は、知的理解と体験的理解の両方を経験することになります。実際、3日目の実践に向けた話し合いやチームごとの発表を通して、「いいのかな」から「いいのかも」「いいんだ」「やってみよう」へと気持ちは変化していくのです。
また、一度やったことは自信となり、それぞれの学校での実践のご報告もいただいています。疑似体験することの強みを感じます。
また、県外からお越しの先生方とは、寝食を共にし、さらに深くつながる時ともなっています。さあ、次は、あなたの番です。東京での1dayセミナーは、その年のポイントを一つお伝えします。岡山での3日間のセミナーは、実践までの道案内をいたします。また、「しゃべラボ」では、岡山の先生方がセミナー3日目に作り出された【言ってよかった会】をしています。ご自身の悩みをみんなで分かち合い、方向性が見つけられるひとときです。

次回のしゃべラボは
東京 10/13(土)13:30~ 市ヶ谷シルキーハイツにて
岡山 11/23(金)24(土)の2日間連続で、沢田の杖塾にて
皆様のお越しを、心よりお待ちしています。

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります
詳細は下記まで
http://sensei-genki-project.com/onayami/

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

申し込みはこちらから
http://sensei-genki-project.com/merumagajunbi/merumagaqa/

★2学期のしゃべラボ
東京 10月13日(土)、12月1日(土)です。
先生方の心がホッとするプログラムとお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

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7 編集後記
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雨や台風が多く、この運動会シーズンにはなかなか困った天候です。私の勤めている小学校では、雨の中、半分だけ競技をやって、後日、残りの半分をやりました。みなさんの学校はいかがでしょうか

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。

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発行者 先生元気プロジェクト
編集 大久保智弘