No.3 SGPメルマガ 2018年度も好スタートを!号

■□■□■□■□■□■□■□■□■□
先生元気プロジェクトメールマガジン
□■□■□■□■□■□■□■□■□■
~心がホッとするアイディアとお話し~

===========================

No.3 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム 「線で結ぶ」(籠井)
3 学校お役立ち情報(大久保)
4 心通いあう人間関係講座(大久保)
5 ホッとするひとくち話(籠井)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
いよいよ新年度が始まります。米沢の桜はGWの頃ですが、皆さまのところでは満開かな。それとも葉桜かな。とにもかくにも、年度がわりは仕事が多いものです。緊張もあります。気が張っている間はやりこなせますが、どうかどうか、ご自愛ください。ちょっと窓の外を見てください。青い空や春の風があなたを待っています。土手には、つくしやヨモギ、ふきのとうも芽吹いています。そして、SGPもあなたのことを応援しています。メルマガやブログで、ほっこりしてください。あなたの笑顔が私たちのエネルギーです。一緒に春を楽しみましょう。

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
2 学校行事のコラム―年度末といえば―
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
【線で結ぶ】
入学式の後の保護者も交えての集合写真は、担任でないときの一番の楽しみでした。だって、誰と誰が親子かということが、おもしろいくらい分かるんですから。小学校では、ご両親揃って来られる場合もよくあります。それが、本当によく似ていらっしゃる!
椅子が大きくて足がブラブラの女の子も、やがてはあのお母さんのようにスラッと足が長くなるのかな、とか、名前を呼ばれて恥ずかしそうに返事をする子のお父さんが、思いのほか、いかつくて、将来が頼もしいと想像してみたり。式の後のホッとするひととき、親と子を線で結びながら、私たちもその線に加えていただこうと思うひとコマです。

~・~・~・~・~・~・
3 学校お役立ち情報
~・~・~・~・~・~・
【「分かった」は目で確認する】
子どもに対して「いい?分かった?」と確認することがあります。たいていの子どもは「分かりました」と言いますが、これはちょっと怪しいのです。「分かった」と言えば話が終わることを子どもたちは知っています。だから早くその場を離れて遊んだり、家に帰ったりしたりしたい時は、あんまり理解していなくても「分かりました」と言って、その場を終わらせようとするのです。勉強であればもう一回問題を解いて目で確認する。連絡事項や提出物であれば連絡帳や手帳に書かせて目で確認するひつようがあります。
目で確認するのはひと手間増えますが、このひと手間が、先生方のイライラを減らすこと間違いなしです。

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
4 心通いあう人間関係講座
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△

【梅は梅、桜は桜】
咲き始めた桜を見てこの言葉を思い出しました。この言葉は私の母校の初代の校長先生が生徒に向けて語った言葉だそうです。「梅は梅の花を見事に咲かせるからすばらしい。桜は桜の花を見事に咲かせるからすばらしい。これが梅が桜を咲かせようとか、桜が梅になろうとかすると変なことが起きるのです。」
つまり、自分の持ち味を活かそうとか、個性を大切にしようという意味です。
私は高校生の時には「ふーん、そんなの当たり前じゃないか」と思っていました。でも実際に教師になって子どもたちを見て思ったことは「他の花を咲かせようとしている」ということです。一番多いのは「自分らしく」ではなく「親が喜ぶような」咲き方をしようと頑張っている子どもです。そして、先生の中にも自分の持ち味ではない指導法を頑張ろうとする方もいます。自分の授業やクラス運営が上手くいかないと上手くいっている先生に教えを請うてそれを実践します。そのひたむきさ自体は素晴らしいのですが、やはりどの先生にもそれぞれの持ち味があるわけですから、自分に合った指導法、生徒との接し方があるわけです。学校にはいろんな持ち味のいろんな先生がいるから、様々な花(個性)を持つ子どもの持ち味も活かせるのだと思います。
「個性を大事にしましょう」というとき、他人の個性を大事にすると同時に、自分の個性を大事にすることも大切だと思います。
4月になり、学校は先生も生徒も親も入れ替わります。一つの組織でこんなに人が動くところはないと思います。その分、たくさんの種類の花(個性)を見ることが出来ることは、学校現場の一つの楽しみではないでしょうか。

●○●○●○●○●○●○
5 ホッとするひとくち話
●○●○●○●○●○●○

「ギュー」
4月、新年度が始まって数日経った頃のことです。2年生の女の子が、抱きついてきました。小さな手でギュッとくっついてくるその子を、私もギュッと抱きしめます。しばらくして、「うん。大丈夫」そうつぶやいた彼女は走って行きました。1年の担任だった私から充電して、その子は今のクラスに帰って行ったのです。愛おしい思い出です。

============
6 SGPからのお知らせ
============

★セミナー情報
東京では定期的にしゃべラボを開催いたします。
一学期中は5月12日(土)、7月14日(土)いずれも13:30~16:00の時間に開講します。
SGPのエッセンスがグッとつまったおしゃべりセミナーです。

二学期以降の日程は追ってお知らせいたします。申し込みはHPからおねがいします。

しゃべラボ

★夏のセミナー情報
間もなく夏休み中のセミナーについて案内いたします。日程はすでに決まっておりますのでまずはそれだけお知らせいたします。

東京 8月2日(木)-1日のセミナーです
岡山 8月16日(木)~18日(土) -3日間のセミナー(合宿??)です。

詳細は間もなくホームページに掲載いたします。

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります。
詳細は下記まで

先生のためのカウンセリング

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

申し込みはこちらから

メールマガジンのQ&A申し込みページ

■■■■■■■
7 編集後記
■■■■■■■

先日、川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました」子どもを連れて行ったのですが、親の方が楽しんでしまいました。それにしてもドラえもんはすごい!のび太君が困っていることに対して、解決となる道具を出してくれます。でも、これって学校の先生もやっているんじゃないでしょうか?みなさんのポケットにはどんな道具が入っていますか?(大久保)

=====================
SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。