No.11 SGPメルマガ 暑中見お見舞い 号

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先生元気プロジェクトメールマガジン
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~心がホッとするアイディアとお話し~

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No.11 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (大久保)
3 学校お役立ち情報(籠井)
4 心通いあう人間関係講座(大久保)
5 ホッとするひとくち話(大久保)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
夏休みですね。勤務時間は少しゆったりとしているのでしょうか。暑さ厳しい中ですが、ホッとするひとときをお過ごしください。家族サービスも計画なさっておられることでしょう。一つひとつが心安らぐ時となりますように。SGPのセミナーでも、お待ちしておりまーす。

SGP夏のセミナーのご案内
8月2日(木) 東京「市ヶ谷シルキーハイツ」にて
8月16日(木)~18日(土)岡山「沢田の杖塾」にて
県外の方は宿泊のご相談をお受けします。
あなたさまのお申し込みをお待ちしています。

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2 学校行事のコラム
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【臨海学校】
7月21~23日に小学4年生の臨海学校の引率で千葉県の岩井に行きました。きれいな砂浜で遠浅の海。天気も良く海で泳ぐには最適なコンディションでした。
4年生の児童にとっては始めての宿泊行事です。どんな様子か気になっていましたが、思った以上にしっかりしていました。合宿のテーマは「笑顔」その笑顔が、海でも、夜のレクリェーションでも、宿舎での食事の時でもあふれていて、素晴らしい合宿でした。と同時にここまでの準備をされた学年の先生方のご努力にも頭がさがります。
最終日の閉校式で代表の児童が「自分たちが立てた目標(5分前行動)が高すぎたのでできないことが多かった」と反省を述べていました。それに対して学年主任の先生が「確かに、みんなが立てた目標は少し難しかったかもしれない。でも、この臨海学校でみんなができていること、できるようになったこともいっぱいあるんだよ」と子どもたちに話されていました。素晴らしいフォローだなと私は思いました。そして先生方の見守り方が良い距離だったなと感心しました。「その目標は難しいからやめておきなさい」と初めからハードルを下げるのではなく、子どもたちの意思を尊重してやらせる。そして、「難しさ」に気付かせる。それだけではなく、目標以外のできたところがたくさんあることに目を向けさせる。子どもたちに生きる力を育む一コマを見ることができました。
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3 学校お役立ち情報
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【ちゃぶ台研修】
あなたの学校の職員室には、みんなでお菓子を食べる場所がありますか?実は、この何気ない「ちゃぶ台」は、その日の愚痴をこぼす場であり、先輩の知恵を受け継ぐかけがえのない場でもあります。職員間の雑談が減ったと言われて久しいですが、雑談には、人を癒す力があります。結束力を高める力があります。そこにお菓子がある「ちゃぶ台」には、笑顔と技の伝承があります。いいですよ~。食べ物には、心を開かせる魔法の粉が入っているのです。
ちなみに、私のいた小学校では、「ちゃぶ台研修」という研修項目がありました。なんのことはない。「笑って食べて、困りごとを相談しながら知恵をもらう」。最高最強の「ちゃぶ台」をぜひ、あなたの学校に作ってください。確実に、その後の作業効率は上がります。

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4 心通いあう人間関係講座
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【自己対話の大切さ】
コミュニケーション力というと他人と対話する力というのが一般的な考えです。確かに他人と対話することもコミュニケーション能力として十分大切な力です。では誰とでも話せるから、その人がコミュニケーション能力が高いということになるでしょうか?時に見かけるのが、自分の話したいことばかりを話して、他の人の話を聞かない。自分の意見に反発する人がいると不機嫌になってしまう。これではコミュニケーション能力が高いとは言えませんね。一方で、聴き上手で、誰の話に対しても親身になって耳を傾ける人もいます。カウンセリングをしているのであれば、この姿勢を貫くべきですが、日常のコミュニケーションではちょっと違います。聴いてばかりで自分の言いたいことを言わないのもコミュニケーション能力が高いとは言えないのです。話すことも聴くこともも両方大切なのです。この両方のコミュニケーション能力を支えるのが「自己対話」なのです。自分と対話することで、自分が何を伝えたいかがわかります。一方でどんな言葉を言われたいか、または言われたくないか、そんなことも分かってきます。自分の言葉に対する反応が見えてくると、他者に対しても理解することが出来ます。そうすると「この人は今、聴いてほしいんだな」、「この人は、何か意見やアイディアを求めているな」ということを察する能力が培われます。
日々の業務から少し離れて「今の自分は何を考えているだろう。どんな気持ちだろう」と自分と対話する時間を夏休みの間にとられることをお勧めします。

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5 ホッとするひとくち話
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1学期の終わりごろ、小学校で「怖い話して」と言われました。適当に話すと「え、終わり」と言われてがっかりされるます。「それなら」と言って、話し方も雰囲気をだして、本当に怖い話をすると「先生もうやめて」と言われて途中で遮られてしまいます。怖い話の塩梅が難しいです。

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6 SGPからのお知らせ
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★岡山セミナーは定員がありますので、お早目のお申し込みを。
岡山 8月16日(木)~18日(土) -3日間のセミナー(合宿??)です。
16日には森口章先生の講演会もあります。

詳細・お申し込みはこちらから。
http://sensei-genki-project.com/annai/summerseminer/

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります。
詳細は下記まで

先生のためのカウンセリング

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

申し込みはこちらから

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7 編集後記
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「ヒャーッヒャッヒャッヒャッ」と1歳の娘が何度も繰り返します。いったい何をしているのかと思って尋ねると「セミさんだよ」と言ってまた「ヒャーッヒャッヒャッヒャッ」と言います。ミンミンゼミは「ミンミン」鳴くもんだという思い込みがあるから大人には「ミンミン」としか聞こえませんが、子どもの自由な受け取り方にまた教えられました。

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SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。