No.10 SGPメルマガ やったー夏休み 号

■□■□■□■□■□■□■□■□■□
先生元気プロジェクトメールマガジン
□■□■□■□■□■□■□■□■□■
~心がホッとするアイディアとお話し~

===========================

No.10 SGPメルマガ ●●
●本日のトピック●
1 ごあいさつ(籠井)
2 学校行事のコラム (籠井)
3 学校お役立ち情報(籠井)
4 心通いあう人間関係講座(大久保)
5 ホッとするひとくち話(籠井)
6 SGPからのお知らせ
7 編集後記

★1 ごあいさつ★
いよいよ夏休みですね。さまざまな行事をクリアしながらのクラスづくりや学年づくり、お忙しかったことでしょう。お疲れ様でした。 岡山では、夏休みに水泳記録会やら個人懇談やらがあり、けっこう始めは忙しいんです。皆さんのところはいかがですか?それでも、子どもたちがいない学校は、普段の喧騒を離れて、ちょっぴり寂しいけど気を緩められる時でもあります。どうぞ、たっぷりとご自身を大切にするときとしてください。休む時はのんびりと。家族やお友だちとの豊かな時をお過ごしください。SGPは、ホッとするセミナーをご用意しています。そちらにもお出かけくださいね。お待ちしています。

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
2 学校行事のコラム
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
【水泳授業いかがですか?】
夏休み前には、着衣水泳があります。池や川で足を滑らせたときに、どうやって体を浮かせるか。助けを求めるか。そんな学習をするのです。  空のペットボトルは、かなり役立ちます。2リットルのボトルが2つもあれば、かなり浮きます。大人も浮きますよ。ランドセルも相当浮きます。でも、教科書などは捨ててください。紙は水を吸って重くなりますから。
それから、助けてもらった時のこと。ついしがみ付いてしまいますが、これは危険。助けてくれた人をも巻き込んだ二次災害になりますので、おやめください。相手をしんじて体をゆだね、ぽか~んと浮かんでいてください。すると、助け手の人が泳ぎやすくなります。「信じてゆだねる」が大切なんです。最後は、水から上がった時のことです。Tシャツやジーンズは、水を含んでかなり重くなり、体にぺたっとくっつくので、本当に脱ぎにくくなります。子どもたちは、キャーキャー言いながら実感していきます。
普段の水泳学習とは違って楽しい時間ですが、本当は、そんなこと実践しないでみんなが元気に学校に戻ってきてくれることが一番ですよね。子どもたちも先生方も、心も体もリフレッシュする、楽しい夏休みをお過ごしください。

~・~・~・~・~・~・
3 学校お役立ち情報
~・~・~・~・~・~・
【学年が表すもの】
1年生は10分。2年生は20分。・・・さて、これはなんでしょう。
そうです。小学生の集中力は、学年の横に0(ゼロ)をつけたくらいが標準だと言われています。ですから、1年生の先生は、1時間の授業に4つの違ったスキルを用意します。例えば国語では・・・字の練習。本読み。(これは、ふたり読み。班読み。学級全員で読むなどいろいろあります。)動作化。ミニテスト。最近はやりのうんこ漢字ドリル。などなど、10分刻みで展開します。これを知っておくだけで、授業にメリハリがつけられます。とはいえ、高学年でも変化は大事。ほんのちょっぴり変化をつけることで、意欲と集中力は続きます。
1・2年生は一つ。3・4年生は二つ。5.6年生は三つ。・・・さて、これはなんでしょう。そうです。これは指示の数です。特に1年生の最初は、一つずつできたかどうかを確認しながらゆっくり指示してください。できたら「ほめる」。ほめられて嫌な気持ちになる子どもはいません。1にほめて2にほめて、3.4がなくて5にほめる!ほめられた子は自信をつけていきます。高学年でも、複雑な指示を同時にすると迷います。目の前の子どもに入る指示の数を意識すると、ほめる数も増えるし、子どもとの関係も良くなります。きっと中学生も同じではないでしょうか。ぜひ意識してみてください。そうだな~。私は一つずつの指示がいい。一気にはできないんです。あしからず。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
4 心通いあう人間関係講座
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
【甘えに関わるを頭の片隅に】
学校では子どもたちが色々と問題を起こします。これらの問題は時には反抗であったり、注目を集めるための行為であったりします。私がかつて中学で担任していた時、ある男の子は私の前ではとても良い子です。しかし、一度目を離すと何かトラブルが起きているのです。私が職員室にいると「先生のクラスの〇〇くんが校庭で台車乗り回していたよ」とか「さっき〇〇くん生物室に忍び込もうとしてたよ。注意したら『うるせぇな、お前には関係ないだろ』っ言われてしまつまった」などです。しばらくは目が離せない状況が続きました。問題を起こす子は表面的には反抗しているように見えますが、実際には甘えたいのです。その甘え方が上手くないのです。ですから子どもの反抗的な態度に向き合うときは、「私はこの子の甘えに関わっている」という思いを頭のどこかに置いてみてください。そうすることで単に間違いを正す指導ではなく、その子が先生にどんな関わりを求めているかを見出すことができます。

●○●○●○●○●○●○
5 ホッとするひとくち話
●○●○●○●○●○●○
水泳の授業のあと、小学2年生の男の子が「何か先生、お尻がスースーする」と言っていました。それを聴いたクラスの子が「パンツ履いてる?」とたずねると、その子はズボンの中を覗き込んで「あ、はいてない」と言いました。そしてその子は「気持ちが良いからこのまま帰ろう」と返って行きました。

============
6 SGPからのお知らせ
============

★夏のセミナー情報
東京も岡山もセミナーには定員がございます。お早い目のお申し込みにご協力ください。(岡山のセミナーで宿泊が必要な場合は別途お知らせください。こちらも定員がございます)

東京 8月2日(木)-1日のセミナーです
岡山 8月16日(木)~18日(土) -3日間のセミナー(合宿??)です。

詳細・お申し込みはこちらから。
http://sensei-genki-project.com/annai/summerseminer/

★カウンセリングの案内
学校の先生、支援員、SCの方のカウンセリングを実施しおります。
詳細は下記まで

先生のためのカウンセリング

★QAの募集
メルマガでお応えする質問コーナーです。学校でのお困りごとや疑問に対して対応策やアドバイスなど何らかの回答をお返しいたします。

申し込みはこちらから

メールマガジンのQ&A申し込みページ

■■■■■■■
7 編集後記
■■■■■■■
ようやく1学期が終わる。と思いきや、夏は夏でSGPのセミナーや教員免許更新講習の講義など、私にとってはある意味、本番がはじまります。夏のセミナーでお会いできること楽しみにしております。

=====================
SGPメールマガジンの執筆者

記事の執筆はSGP代表の籠井と、このメールマガジンを編集している大久保の2人で行っております。籠井は小学校のお話し、大久保は中学・高校の話を中心にコラムを作成します。また、「こんなことが知りたい」とか「こんな場合はどう対応するの?」というお問い合わせもQ&Aのコーナーで一緒に考えていきたいと思っておりますので、お待ちしております。

何かお気づきの点がございましたらご教授のほどなにとぞよろしくお願いいたします。