主役は誰?

「脇役が主役を食う」と言われることがあります。実際、映画やドラマを見ていて、「あれ、主役は〇〇さん?」と思うことがあります。でも、最近ふと思い出したんです、『雨あがる』という映画の監督さんの言葉。主演の寺尾聡さんが悩んでいた時に、監督さんが言われたそうです。

「周りの人が輝くようにするのが主役の務めだよ」って。

主役の人がどっしり落ち着いてその場にいるから、安心して周りの人が思うように演じられる。遠慮せず、自分の役割を全うできる。私はそんなふうに受け取りました。そして、自分が輝くのもいいけれど、全体が輝く方が嬉しいな。「みんなで」作り上げる方が楽しいな。そうも思いました。人生と一緒やん、とも。

私の元主治医の先生は、自分が輝くことよりも、出会った人が、潤い整い内側から光を放つことを大切にされています。「自分が」という「我」はない。とても謙遜なんです。いつも言われるのは、「自分がこの人の立場だったら、とてもこうは生きれない。尊敬しかない」「患者さんが先生なんだ」。そして、目の前の人に手を合わせるのです。「ありがとう」って。そうやって、出会った人を大切にして、その人らしく生きるお手伝いをされている。そんな素敵な先生は、みんなから慕われています。

「周りが輝く」を意識してみよう。きっと、自分の「我」に気づく。気づいた「我」から、自分の本音を知っていこうと思います。

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です