ご存じの方もおられるかと思いますが、先日、「ネバーランドのベッキーちゃん」という言葉を教わり、確かに!と感心しました。これは、「ねばならない」「〇〇すべき」という在り様を表す言葉です。
正義感が強くまじめで誠実で、という人が入りやすいネバーランド。ピーターパンの住むネバーランドとは違って、自分を縛ってしまいやすい世界です。縛られていることに気が付かないことも多く、気が付いた時には、人や自分を責めていたり、息苦しくなっていたりする。怖い怖い。とはいえ、案外多くの人が住んでいる世界です。かくいう私も住んでいたし、なんなら今でも、時折ネバーランドに行ったりする。できるだけ早めに気が付いて、抜け出したいな。
「〇〇するに越したことはない」「〇〇できないときもある」程度に抑えたい。「まっいっか」で軽やかに過ごしたい。そんなことを思った「ネバーランドのベッキーちゃん」のお話です。