あなたは誰?
「あなたは誰?」認知症となった母に、こう言われた時には、ものすごいショックを受けました。毎日会っているのに…って。やがて、「こんにちは。娘の淑江です」とあいさつするようになりました。 この深淵なる問いを、生まれて初めて自 […]
学校現場で役立つちょっとしたアイディア。
「あなたは誰?」認知症となった母に、こう言われた時には、ものすごいショックを受けました。毎日会っているのに…って。やがて、「こんにちは。娘の淑江です」とあいさつするようになりました。 この深淵なる問いを、生まれて初めて自 […]
「穴」のブログを読んだ方から、子どもの頃、ドーナツの穴を覗いては「見える!」と喜んでいたと教えてもらいました。確かに!穴から見える世界は、丸くてかわいくて、いつもと同じ景色なのに、なんだか弾んでいましたね~。その頃のわく
前回、「それにもかかわらず、感謝する」という話の中で、ドーナツの話をしました。視線を「穴」ではなく「ドーナツ」に向けようという提案でした。その穴の中には、「空虚感」「虚無」もあると思います。 空虚感や虚無は、何かを失った
「それにもかかわらず…感謝する」これは、『人生に奇跡を起こすたった一つの教え』という本の30番目の見出しです。 人は、自分にとって嫌な事・不都合なことが起こった時には、「どうして自分にだけこんなことが…」と思い、状況や人
「共感は難しくても、理解はできる人が増えてほしい」。 これは、東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏が自身のブログで書かれている言葉です。大事な感情である『共感』は、時に危うさもある、と。つまり、共感できた人の間に一つ
「絶望への共感」ということをご存知の方もいらっしゃるでしょう。 私が自分に失望し絶望したのは、妹から「お姉ちゃん、殺して」と言われた時です。それは、死の半年くらい前のことでした。妹は、モルヒネを打ち、かなり激しい痛みにも
「分かってくれた」と「分かろうとしてくれている」。ともに力になるものです。 「人の心は分からない」。これは、故河合隼雄氏の言葉です。話し手と聴き手の世界と全く一緒ということはありません。だからこそ、「分かろう」という姿勢
「分かってくれた」「分かろうとしてくれている」 続きを読む »
皆さんの『共感』された思い出には、どんなものがありますか? と言いつつ、自分が最初に思い浮かべたのは『共感』されなかった時のことです。それは、妹が癌の診断を受け、「癌=死」という思いに覆われていた頃のことです。こんなこと
『承認』と『共感』の違いは何だと思われますか? 『承認』とは、「一般的には、他人の行為に対して肯定的意志を表示すること」(日本大百科全書)とあります。トータル・カウンセリング・スクール(TCS)では、「相手の存在を認める
「今、私の方が『共感』されている」と感じる感性は、とても大事です。 教育実習性の授業を見ていると、子どもたちが先生を応援し、支えていると感じることがよくあります。初めて授業をするときは、子どものことなど見えないものです。