「人は自分で信じるものでつくり上げられています。そして、私たちが何を信じてるかは、過去の経験に左右されています」
ドキッとするセリフだと思いませんか。でも、考えてみればそのとおりです。私も自分の経験をもとに、考えたり予想したりしています。まさに、過去の経験に左右されっぱなしです。そして、それに基づいて、目の前のことも歪めたり「だめだ」と決めつけたりしています。おやまあ。。。
「人生は、事実・現実・真実。この3つでできている」と言われたことがあります。それを、「事実とはだれが見ても同じ事。現実とは、自分のフィルターを通して感じる世界。真実とは、人生の中でそれが意味すること」ととらえるようになってからの私は、自分が感じていることを「本当にそうかな?」と俯瞰するようになりました。この捉え方が正しいのかどうかは分かりませんが、少なくても、過去の経験に振り回されても早めに修正できるようになったと思います。
自分が思うことを100%信じることから、少し距離を置いているとも言えます。自分は正しいと思っていることも、相手から見たら違うということはあることで、だから気を付けようと思うんです。「人は自分が信じるものでつくられている」。今週は、この言葉を心に留めて過ごします。
