『共感』は「傾聴」を上質なものにします。

「耳が2つで口が1つなのは、人はもともと喋りがちだから、神さまが口を1つにした」そうです。それほどまでに、人間とは聴けない存在であるということでもあります。

『傾聴』は、相手の話の腰を折らないで黙って聴くことです。私は、これは簡単だと思っていました。とにかく黙ればいいわけですから。ところが、すればするほど、傾聴ほど難しいことはないと気がつきます。それが証拠に、相手が黙ったら、今度は自分の番とばかりにしゃべりませんか。おもわず喋るということは、相手の話を聴きながら自分の思いを膨らませているということです。もちろん、「ディスカッション」ならばそれでいい。でも、『傾聴』は、どこまでもどこまでも相手が主役。しかも、相手の言っていることだけではなく、言わんとすることに心を向けて聴くということは、本当に相手軸に立つことを求められます。その『傾聴』で、まずすることは「ペース合わせ」です。相手の話の速さやトーンに合わせて聴く。実は、これだけでも相手は聴いてもらった感じがするのです。

先日、友人宅にお邪魔した時のことです。こたつに入り、すっかり眠くなった私はウトウトとしていました。友人の声が、次第にフェードアウトしていきます。すると友人からひと言。「こたつ切ります」。ペース合わせがグダグダだった私への警告でした。だって気持ちよかったんだもん。でも、ごめんなさい。_(._.)_話したいことがあったんですよね。この「ペース合わせ」にも相手を主にする『共感』は必須です。そう。『共感』は「傾聴」をより上質なものにするのです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。次回お目にかかれるのを楽しみにしています。

 

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