先日、会う約束をした人から、急に用事が入ったと変更の依頼がきました。しばらくして、今度は私が行けなくなって変更してもらいました。数週間後に会えた時、思いました。約束したことが叶えられるって、奇跡なんだなって。相手も自分も、健康が守られ、その場に行くことができる。ちゃんと約束が果たせるって、幸せなことだって。
当たり前は、実は、かけがえのないことだと気づくのは、その当たり前を失ってからというのは、えてしてありがちです。私はそう。にもかかわらず、相手に文句を言ったりする。愚かなんです、私は。
６月１日、東京の友人に会いに行きます。大阪育ちのその人と一緒に楽しもうと思って、お好み焼きのセットを用意しています。会いたい人に会いに行ける幸せ。会いたいと思える人に出会えた幸せ。約束ができる幸せ。幸せには、いろいろあるね―。幸せを、感謝を数えながら生きられたら、すっごいことですね。
そういえば、腹を立てて文句言っているところに、決まって登場する人がいて、いつも言われました。「いいね！生きてる証拠」。あの時は、その言葉にムカついてたけど、今思うと、本当にそうです。感謝できてもできなくても、いろんな感情がわき起こるのは「生きてる証」。毎日は、奇跡の連続なんだね。普段はそんなこと考えもしないけれども、思いっきり空気を吸い込んで、奇跡の今日へ出発しよう。