新型コロナウイルス。学校がお休みになってしまい、そのまま春休みになるとか。皆さん、大忙しではないでしょうか。9年前の大震災を思い出します。私のふるさと岡山でも2年前に西日本豪雨で、7月初めからなし崩しに夏休みになりました。
その西日本豪雨で水没した学校に、子どもたちの歓声が戻ってきたという嬉しいニュースをもらいました。学校は、子どもたちの笑顔や歓声がよく似合う場所です。学校は、未来を育む夢溢れる場所です。友人は、復興した校長室から校庭を見ていて、タイムスリップした感じがしたと言います。胸に込み上げるものが抑えられなかったとも。そうなんです。彼は、こよなく子どもたちを愛しているのです。その温かいまなざしが、校長室から子どもたちに降り注がれている光景が、手に取るように浮かんできます。それは、新型ウイルスよりももっともっと強くて偉大です。
SGPでは「温かいまなざし」「温もり」を大切にしていますが、それは、目には見えないけれども確かにあって、人を育む源であって、未来を切り開く力なのです。人が本当に求めているものは、自分を信じて分かろうとしてくれる人。信じて待ってくれる人。大きな愛で見守ってくれる人。「愛」なんて、照れくさいとかバカバカしいとか思われがちですが、少なくても私は、求めています。私を温かい心で、大切に見守ってくれる存在を。だからこその「温かいまなざし」であり「温もり」だと改めて確認しました。
そんな大切なものが私たちの中にはあるのです。一人ひとりは小さな存在だけれども、心は無限大なのです。新型コロナウイルスなんて、へっちゃらですね。もちろん、特効薬は早く作ってほしいし、早く収束してほしいですけれどね。「愛は地球を救う!」