うつ日記。復職前。

こんにちは(*^o^*) 先生元気プロジェクトの籠井です。

屋久島で復職を決めた私は、主治医の山本昌知先生と、具体的な復職に向けての話を始めました。岡山には、4週間の復職プログラムの制度があります。少しずつ勤務時間を増やし、最終週には、授業にも取り組むというのが目安です。ところが、この4週間のプログラムを、校長先生が決めて来られたんです。その年の私は、TT(ティームティーチング)担当でしたが、その4週間には、引き継ぎも含まれていました。腹が立ちました。“私が主人公でしょう。だったら、私が決めたい!しかも、引き継ぎよりも復職できるかどうかが先でしょう!”「あなたが決めるのは大変でしょうから」と言われました。確かにそうかもしれません。でも、私の復職なのです。私が決めたい。そのプログラム中に体調を崩したら、また休むこともあり得る。そんな不安も含めて、相談しながら一緒に作って欲しかった。私をおいて、勝手に決めないで!これが、あの時の気持ちです。

そんなわけで、校長先生や復職担当の臨床心理士の方とのやりとりに結構エネルギーを使い、プログラムが始まるまでに、なんど主治医の先生に泣きついたことでしょう。でも、安心して泣きつける主治医に出会えたことは、本当に力になりました。岡山の我が家の冷蔵庫には、この山本昌知先生の写真が貼ってあります。そのお顔を見るだけで、ホッとして癒やされます。映画「精神」は、この「こらーる岡山診療所」が舞台です。患者さんと昌知先生との時間が記録されています。私は、この映画が撮影される1年前に復職しました。惜しかったなー。とはいえ、当時の私に、顔も病気もすべてをスクリーンの前にさらけ出せたかなと思うと疑問です。。。ほっこりとやわらかい昌知先生のお人柄に、ぜひ、ふれてみてください。いつのまにか、昌知先生の自慢になっちゃった。それくらい、素敵な先生なんです。ああ、自慢が止まらないーーー!

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。またいつか、お目にかかれるのを楽しみにしております。