もやもやの言語化がもたらす癒し

この講演会で扱う「もやもや」とは？

学校現場では、子どもたちだけでなく、保護者や同僚、そして自分自身も、 「うまく言葉にできない気持ち」を抱えながら日々を過ごしています。

• 怒りと不安がまざったような、説明しにくい感情
• 「何がつらいのか分からないけれど、しんどい」という訴え
• 先生自身の「頑張っているのに報われない」感覚

こうした“もやもや”は、そのままにしておくと、関係性のこじれや、燃え尽き、自己否定につながることもあります。 一方で、安全な場で言葉にしながら丁寧に扱っていくと、心が少しずつ整い、癒しと回復のプロセスが動き出します。

この講演会では、「もやもや」を言語化することがなぜ人を支え、癒しをもたらすのかを、 先生方の実践に即してお話しいただきます。

こんな先生におすすめです

• 子どもや保護者の“話を聴く”ことが多く、心の消耗を感じている
• 悩みを抱えた生徒に、どんな言葉をかけたら良いか迷うことがよくある
• 保護者対応で、感情的な場面に立ち会うことが増えている
• 職員室でもやもやを抱えつつ、「忙しくて誰にも話せない」と感じている
• 新しい一年を、自分自身の心を整えるところから始めたい

幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援・専門学校、保育園・学童・支援員・スクールカウンセラーの方、
そしてこれから先生をめざす学生の方にもおすすめの内容です。

この講演で得られること

この講演に参加することで、次のような学びと変化が期待できます。

• 「話すと少し楽になる」その背景にある心のしくみが理解できる
• 子どもや保護者が、安心して本音を話せる関わり方のポイントが分かる
• 不安や不満をぶつけてくる相手にも、自分をすり減らしすぎずに向き合う言葉の選び方を学べる
• 先生自身のもやもやを整えるための、セルフケアとしての“言語化”のヒントが得られる
• 教室・保健室・相談室・職員室など、日々の現場ですぐに活かせる視点を持ち帰ることができる

講演内容（予定）

1. 「もやもや」とは何か？ 先生たちが抱えがちな感情の正体
2. 言語化が癒しをもたらすメカニズム
   ・ 話すこと・聴かれることが心にもたらす働き
   ・ 言葉にすることと、ただ我慢することの違い
3. 子ども・保護者へのかかわりに活かす言語化の視点
   ・ 「話してみようかな」と思ってもらうための一言
   ・ 否定せず、引き出していくための聴き方・応答の仕方
4. 先生自身のセルフケアとしての言語化
   ・ 同僚との対話・振り返りの場でできること
   ・ 一人でもできる「気持ちを書き出す・言葉にする」工夫
5. 質疑応答（ご質問や、現場での悩みを受けての対話）

※内容は、参加者の様子に応じて変更となる場合があります。

開催概要

日　時

2026年1月12日（月・祝） 10:00〜11:30（講演：約60分＋質疑応答：約30分）

形　式

オンライン（Zoomを使用）

対　象

先生（幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援・専門学校）、
保育園・学童・支援員・スクールカウンセラー、これから先生になる方、
産休・育休中の方、学校の先生にこの講演を勧めたいと思われる方、その他関心のある方

定　員

20名程度

受講料

2,000円（税込）

お申込み方法

1. 申込フォームからお申し込み
   下のボタンより、お申込みフォームに必要事項をご入力ください。
   
   講演に申し込む
2. 受講料のお振り込み
   お申し込み後、メールにて振込先等の詳細をご案内いたします。
   ※チラシ記載のゆうちょ口座をご利用いただきます。
3. Zoomのご案内
   ご入金の確認後、講演前日までに、ZoomのURLをメールでお送りします。

主催者からのメッセージ

新学期の見通しを立てながら、子ども・保護者・同僚のさまざまな感情を受け止め続ける先生方の心には、 言葉にならない疲れや不安がたまっていきます。

森口章先生の講演は、そのような先生方が
「自分も大事にしていい」「話してもいい」と思える時間になると感じています。

新しい一年のはじまりに、ご自身の心を少しゆるめにくるような感覚で、
どうぞ気軽にご参加いただけたら嬉しいです。

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

主催：先生元気プロジェクト
代表：籠井 淑江
お問い合わせ：sensei.genki.project@gmail.com