自分を疑う

最近意識していることは、「自分を疑う」という事です。今年のオンラインセミナーでは、『認知のくせ』を学びました。いろいろ反響をいただきました。ありがとうございます。

10個の認知のくせ。強弱はありますが、私にはすべてありそうです。その中の一つ『心のフィルター』が、私にはけっこうあるんです。「あの人は○○だな」「このことは○○に違いない」。そう感じたら、それが全てで正しいと思いやすい。だから、「本当にそうなの?」と疑うようにしているんです。

「あの人は私を見下している」「本当にそうなの?」。「私の方が正しい」「本当にそうなの?」。「これは私には向いてない」「本当にそうなの?」。‥‥‥こんなふうに、気づくたびに自分に問いかけているんです。「本当にそうなの?」。

いつしか、違う視点で見ようとしていることが増えました。『自分』がものさしで、ずっと生きてきたことにも気がつきました。私のものさしは、自分に都合の良いものでしかないことも驚きです。そんなあやふやなものを信じて判断していたんですね。

『疑う』ということは、視点を変えるという事のようです。特に私には、『自分を疑う』がいい。『自分』ほど当てにならないものはないから。そう思うと、案外気が楽です。人の意見も聞きやすくなるし、しなやかに受けとめられる。全体を見られる人になれるかな。将来を意識して、流れを読めるようになれるかな。より柔軟にもなれるといいな。

「自分を疑う」なかなかいいことありますよ。ぜひお試しあれ。そのご感想をお聞かせください。新発見をしていきましょう。