リフレーミング

枠組みを変えて物事をとらえなおしすることを「リフレーミング」と言います。先日、ふと思い出したのが、ある不器用な先生の姿でした。

初任校の時の話です。運動会では、高学年で組体操をしますが、太鼓で合図を出すことになり、その男性の方と私とが担当になりました。私は、割と早く覚えました。でも、その先生はズレるのです。リズムが狂うのです。出だしも忘れたり…でも、そこからです。その先生は、放課後、太鼓を朝礼台のそばに運び、繰り返し繰り返し練習されたのです。始めはぎこちなかったリズムが、毎日毎日、少しずつ少しずつ上達していきました。その真摯な姿を見ながら思いました。「不器用というのは、誠実という事なんだ」と。私が初めて意識した「枠組みの変換」。「リフレーミング」です。

私は、何でも器用にモノにします。だから、その先生のようにコツコツはやらない。「器用」というのは、以外に曲者なんだなと感じた経験でもあります。

自分がこれは…と思っている欠点・短所は、枠組みを変えて別の角度から眺めてみると、今までは気がつかなかった、意識していなかった【長所】なのです。これが「リフレーミング」の味わいです。どうぞ、ご自分の、そして周りの方のここは…と思う所を少しだけ枠組みをずらして「リフレーミング」してみてください。今までとは異なる世界が広がります。お試しあれ。