当たり前のズレ

SGPの新春特別講演会を行いました。毎年夏に「沢田の杖塾」主催の森口章先生にご講演していただくのですが、最近は、1月にオンラインでもしていただいています。今日のテーマは、『質問力を高める』。「自分軸・相手軸」「興味と関心の違い」「当たり前のズレ」「100%の共感はない」などなど、思い出すだけでも多くの示唆をいただいたことが分かります。

その中から、本日は「当たり前のズレ」を。私たちは、自分の当たり前を、ともすれば「当然」とか「みんなもそう思っているはずだ」と考えるところがあります。私は基本的にそうです。しかし現実は、私の当たり前と目の前の方の当たり前は「違う」。この「違う」ということを念頭に置いておけば、「どうしてこの人はこう考えるのかな?」「この人の当たり前はなんだろう?」という客観的な視点が生まれます。すると、少し自分から離れて相手を受けとめられるようになる。身近になればなるほど、「同じ」と思いがちではありますが、でもやはり、「当たり前」は違うのです。「私の当たり前」と「あなたの当たり前」。ちょっと分けるとずいぶん楽になることを教えていただきました。

今年は、人との付き合い方を、少し俯瞰してみることを意識しようと思いました。