共感できなくても・・・
「共感は難しくても、理解はできる人が増えてほしい」。 これは、東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏が自身のブログで書かれている言葉です。大事な感情である『共感』は、時に危うさもある、と。つまり、共感できた人の間に一つ …
学校現場で役立つちょっとしたアイディア。
「共感は難しくても、理解はできる人が増えてほしい」。 これは、東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏が自身のブログで書かれている言葉です。大事な感情である『共感』は、時に危うさもある、と。つまり、共感できた人の間に一つ …
「絶望への共感」ということをご存知の方もいらっしゃるでしょう。 私が自分に失望し絶望したのは、妹から「お姉ちゃん、殺して」と言われた時です。それは、死の半年くらい前のことでした。妹は、モルヒネを打ち、かなり激しい痛みにも …
「分かってくれた」と「分かろうとしてくれている」。ともに力になるものです。 「人の心は分からない」。これは、故河合隼雄氏の言葉です。話し手と聴き手の世界と全く一緒ということはありません。だからこそ、「分かろう」という姿勢 …
皆さんの『共感』された思い出には、どんなものがありますか? と言いつつ、自分が最初に思い浮かべたのは『共感』されなかった時のことです。それは、妹が癌の診断を受け、「癌=死」という思いに覆われていた頃のことです。こんなこと …
『承認』と『共感』の違いは何だと思われますか? 『承認』とは、「一般的には、他人の行為に対して肯定的意志を表示すること」(日本大百科全書)とあります。トータル・カウンセリング・スクール(TCS)では、「相手の存在を認める …
「今、私の方が『共感』されている」と感じる感性は、とても大事です。 教育実習性の授業を見ていると、子どもたちが先生を応援し、支えていると感じることがよくあります。初めて授業をするときは、子どものことなど見えないものです。 …
共感されてホッとして次に進む。こういうことはよく起こります。そう、『共感』は勇気を与えるのです。 何年も前のことです。妹ががんに侵されていることが分かりました。「癌」=「死」と思い込んでいた私にとってその事実は、恐怖以外 …
『共感能力』は育ちます。 私は、ずいぶん長い間「共感能力」は持って生まれた持ち味だと思っていました。ところが、先日、共感能力は育つと言われてびっくり。けれども、自分を振り返ってみると、そのための努力をしていることに気がつ …
「『共感』ならぬ『共苦』だね」と言われたことがあります。それは、初めて聞く言葉でした。 それまでの私は、『共感』する側として、子どもたちや保護者の方の悲しみに寄り添うことが多かったように思います。けれども、うつの時には、 …